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エネルギーを蓄積する

 スポーツトレーニングは、骨格筋への緊張、負荷が加わることで心拍数が増大し、早く大きな呼吸を伴うことで交感神経が活性し、酸素消費量も増大する。つまり、運動によってエネルギーを一旦消耗し、身体を疲労させた後、休息し、回復することによって、筋力や持久力など体力の向上を図るのである。  
 一方、ヨガや太極拳など古来、東洋の身体技法は、心の解放や瞑想状態から深くゆったりとした呼吸と共に、骨格筋の弛緩や、少ない心拍数における伸縮等のエクササイズが行われる。この手法は、むしろ交感神経系統を抑制し、身体エネルギーの消耗が阻止され蓄えられることになる。  
 東洋的な身体技法は、瞑想、深い呼吸、ゆったりとした動作などが強調され、身体生命気を養生し循環させる目的がある。適度なスポーツトレーニングは運動不足の解消に大切ではあるが、日常に、東洋的な身体技法も生活の中に取り入れると良い。生命気が集積され、生体におけるエネルギーが高まり、病気にも克てる健康が得られ、高齢になっても若々しい身体を維持することが可能となる。