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「宇宙と生命エネルギー」第三話

カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」第三話    

 私たちの身体は肉体だけでなく、他の様々な微細な身体が重なり合っている。それらは【地】【水】【火】【風】【空】という5つの元素をもとに、それぞれ、地の身体、水の身体、火の身体、風の身体、空の身体として構成される。
 地の身体は肉体である。水の身体は感覚的な身体、火の身体は知性の身体、風の身体は創造性の身体、そして空の身体は意識の身体である。  
 仏教では地、水、火、風、空の中で、空を最高の境地として位置付ける。色即是空、空即是色というように、この世のあらゆる存在の本質は実体がなく空であり、空であるところから万物が成立するという理解が最高の智慧であり、悟りの境地を意味する。  
 また、こうした5つの身体の他に、古代インドの神秘身体論には第6の身体と第7の身体を加えて、全部で7つの身体と、それに属しながら必要に応じて機能するエネルギーの中継地として、7つのチャクラが語られる。  
 第6の身体というのは、5つの身体を統合するインディバイデュアルスピリットの生命エネルギーが拡大し、個という枠を超えて、宇宙と一体となった魂、つまりコズミックスピリットのことである。この身体を【宙】の身体と表す。そして最後の第7の身体とは、宇宙的なスピリットがさらに、生まれることも死ぬこともなく、始まりもなく終わりもなく、永遠の根源グレートスピリットに帰還した最終的な身体をいう。これはインドのお釈迦様が、地上での説法をすべて終えて、大宇宙の根源との合一に至った境地、つまりニルヴァーナを意味する身体だ。これを【無】の身体と呼ぶ。つまり、私たちの身体は全部で、【地】【水】【火】【風】【空】【宙】【無】と7つある。そして、魂には、個々の魂、宇宙的な魂、最も根源である涅槃の魂の3つがある。

 ---第四話に続く