次元上昇・カルマの解放

  • 2018.08.28 Tuesday
  • 11:26
カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」第十八話
  
 よく考えてみると、それはとても奇妙なことです。社会では、あらゆる人々が勉強であれ、仕事であれ、スポーツにおいても、すべて競争をさせられるような教育システムがあり、他の誰かよりも優位に立つために戦わざるを得なくなっています。そこには、人生が戦いでありながらも、人々に、つまり敵に認められるために必死になるという滑稽な矛盾を孕んでいます。
 あなたを認めてくれる人たちは、あなたに敗れ去った敵たちなのです。果たして私たち個人の素晴しさは、それで本当に人々に認めてもらい、愛されていることになるのでしょうか。強いものには従い、弱い者は冷たく蹴落とし、その中間ではバランスを取ったり、体裁を整えたりして、上手に生きていかなければなりません。時には偽善を行いながら、人生は大変だけどお互いに頑張りましょう、などと握手を交わします。人々はこの世に生まれ、なぜ人生をかけてまで他者との競争をしなければならないのでしょうか。
 実は、他者に認められなければ生きていけないという衝動も、本当は、大きな愛が欲しいことからの無意識の要求なのです。私たちは皆、愛に飢えているといってもよいでしょう。ところがこの大きな愛とは、どんなに多くの人々から称賛を得ても、満足できるものではないのです。この大きな愛とは、宇宙とひとつになりたいという根本的な要求なのです。
 人類が、第4の身体、メンタル体をより活性して目覚め始めると、このような人に認められるためや、人に勝つための目的や願望を持って戦い争うという姿勢をやめることになり、本来は誰もが宇宙と繋がる大いなる愛とともに満たされていくのです。そして、互いに慈しみの精神が芽生えて、やがて世界から苦しみはなくなるでしょう。
 私たちには、固有の様々な観念基準からの、己が正しく他者が間違っているという物差し捨て、宇宙的な真理、真実を探求し、その次元に上昇し、すべての悪しきカルマを脱していくことが本来的に可能なのです。アメリカ人であることや、ロシア人であること、日本人であることなど、そうした国々の違い、宗教や思想の違いがバランスを取り合ってうまくやり過ごすのではなく、互いに生身の人間であることや、地球という本来は国境の無いひとつの大地に生きていること、互いの真心から物事を観るハートの感性が根付くことで、競争や戦争もなくしていくことができるのです。人類はいつか、協力し合うことが如何に大切かということに真に目覚め、世界がひとつになる時代もきっと来るでしょう。---第十九話につづく
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