肉体と霊的身体

  • 2018.07.03 Tuesday
  • 21:59

カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」第三話

 

 私たちの身体は肉体だけでなく、他の様々な身体が重なり合っています。それらは地、水、火、風、空という5つの元素をもとに、それぞれ、地の身体、水の身体、火の身体、風の身体、空の身体として構成されます。地の身体は肉体です。水の身体は感覚的な身体、火の身体は知性の身体、風の身体は創造性の身体、そして空の身体は意識の身体です。

 仏教では地、水、火、風、空のうち、空を最高の境地として位置付けます。色即是空、空即是色というように、この世のあらゆる存在の本質は実体がなく空であり、空であるところから万物が成立するという理解が、最高の智慧、悟りの境地を意味するからです。

 また、こうした5つの身体の他に、インドの神秘身体論には第6の身体と第7の身体を加えて、全部で7つの身体と、それに属しながら必要に応じて機能するエネルギーの中継地として、7つのチャクラという概念があります。

 第6の身体というのは、5つの身体を抱えるパーソナルスピリットの生命エネルギーが拡大することで、個という枠組みを超えて、宇宙と一体となったコズミックスピリットのことです。この身体を宙の身体とします。そして第7の身体とは、宇宙的なスピリットがさらに、生まれることも死ぬこともなく、始まりもなく終わりもなく永遠であり根源のグレートスピリットに帰還した最終的な身体とされます。これはインドのお釈迦様が、地上での説法をすべて終えて、大宇宙の根源との合一に至った境地、つまりニルヴァーナを意味するものです。この身体を無の身体と呼ぶことにしましょう。---第四話に続く

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