酸素、二酸化炭素、一酸化窒素

  • 2018.03.29 Thursday
  • 01:53

 炭酸療法は、糖尿病、創傷、骨折、リウマチなど、様々に治癒の効果があるといいます。髪や頭皮の美容、スキンケアにも良いので、リラクゼーションサロンや、美容院のメニューにも、炭酸スパがありますね。二酸化炭素が体内に浸透すると、身体は酸素不足であると勘違いし、酸素を勢いよく呼び込もうとして、細胞が著しく活性するというものです。

 古代の養生家は、科学的な知識がなくても、この原理を知っていたのです。例えば、プラーナヤーマ、胎息などの呼吸法は、息を止めて、体内の二酸化炭素を増やし、これが、大量の酸素を呼び込む結果となり、細胞の新陳代謝を活性化させ、健康と老化防止の効果を発揮します。

 息は、極限まで我慢して止め続けるだけでは、効果はなく、むしろ、健康を害することになります。健康的な息止め法とは、個々人の体に適合する秒数や、呼吸サイクルの設定が大切です。上手に、様々な息の仕方がアレンジされた呼吸法が、身体を健康にするのです。優れた呼吸法では、便秘がちな人でも、実習中に腸が活性し、トイレにかけ込むこともよくあります。

 副鼻腔で、一酸化窒素が生産されることが解っているようです。一酸化窒素は、血管拡張などの作用があるとのこと。ヨガにもある、特殊な鼻呼吸では、一酸化窒素を体内に取り込むことで、血流の改善を促すのではないかということが、解明されつつあります。先人の知恵は素晴しいですね。

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