大宇宙の根源とは

  • 2018.07.01 Sunday
  • 13:54

カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」改訂版 第一話

 

 生命エネルギーを積極的に高めることが大切であることを「健康とアンチエイジング」のカテゴリーで述べました。新連載の「宇宙と生命エネルギー」では、生命エネルギーが私たちの身体にどのように取り込まれるのか、そのしくみを探求しましょう。ここでのお話は古来の思想を基本としながら、これまで私が自分の身体を通dじて探求、経験してきたことをもとに、瞑想修行によって得られた洞察的な見解としてまとめたものです。

 まず最初に宇宙の始まりからです。宇宙を創造した根源の存在については、古来、様々な呼び方があります。例えば、ネイティブ・アメリカンは、宇宙原初の偉大なる存在をグレートミステリーとして讃えています。古代インドでは宇宙の創造者をブラフマンと称しています。中国思想では万物の根源を無極とし、無極より太極が生じ、陰陽二元となり万物が創造されると説かれています。

 

 「太極は無極にして生じ、陰陽の母なり」

  "動かないのを無極とし、すでに動くを太極とする。無極から太極を生じ、

             太極は陰と陽に分かれる。陰陽の働きによって万物が変化する。 '

       ---佐藤金兵衛氏編纂の『太極拳経』から引用

 

 ブレスドージョーの呼吸哲学では大宇宙の根源をグレートスピリットとすることにします。グレートスピリットとは、宇宙が誕生する以前の状態のことです。姿や形はなく、始まりも終わりもなく、大いなる愛と至高なる意識の永遠なる大生命の存在です 。宇宙生命エネルギーとは大いなる大生命であるグレートスピリットがもたらす、万物創造のための根本エネルギーのことです。

 グレートスピリットを宇宙根源の大生命とし、私たち人間はそれぞれパーソナルスピリットを持ちます。パーソナルスピリットとは個々の魂のことです。

 古代インド哲学には、「梵我一如」の思想があります。私たちの魂は、グレートスピリットから分かたれて生命エネルギーを享受する存在であり、数々の輪廻転生における生命活動を終えて、やがては源のグレートスピリットと合一の存在として回帰していくわけです。---第二話に続く

万物をつくる宇宙生命エネルギー

  • 2018.07.02 Monday
  • 21:47
カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」改訂版 第二話
 
 宇宙生命エネルギーは、万物の根底に流れるグレートスピリットからの贈り物であり、大いなる愛ともいえるものです。宇宙生命エネルギーから、五大といわれる宇宙を創るための基本的な元素が生まれます。五大とは古代インド哲学や仏教などでいう、宇宙の基本的な構成要素のことで、それらは地、水、火、風、空という五つの基本元素をいいます。
 さて、五つの元素なのですが、これらの元素によって宇宙や星、あらゆる物質世界が創られています。ただし、それは科学における分子、原子、素粒子だけでなく、そこにはもっと広く深い思想となります。実は、今日科学で発見されているすべての元素は、地、水、火、風、空のうち、地という粗大粒子の範疇でしかないものです。地から水、水から火、火から空へと、だんだんと構成される粒子は微細になっていきます。地は科学元素のことであっても、水、以降の元素はさらに微細なものとなり、それらは科学ではまだ確認されていない次元を超えた精妙なる霊的物質、エネルギーなのです。           
 人間の身体においては、まず、グレートスピリットから分かたれた私たちのパーソナルスピリット、つまり魂に生命エネルギーがもたらされます。魂からは丹田が生じ、これが身体のエネルギーセンターとなります。また、その他に様々な要因が働いて、五大の地、水、火、風、空の基本元素がもとになり、肉体と共にサトルボディといわれる各身体が作られていくのです。
 丹田についてはご存知だと思いますが、サトルボディについてはあまり聞いたことがないと思います。これは肉体以外の微細な霊的身体のことです。---第三話に続く

肉体と霊的身体

  • 2018.07.03 Tuesday
  • 21:59

カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」改訂版 第三話

 

 私たちの身体は肉体だけでなく、他の様々な身体が重なり合っているのです。それらは地、水、火、風、空という5つの元素をもとに、それぞれ、地の身体、水の身体、火の身体、風の身体、空の身体として構成されます。地の身体は肉体です。水の身体は感覚的な身体、火の身体は知性の身体、風の身体は創造性の身体、そして空の身体は意識の身体です。

 仏教では地、水、火、風、空の中で、空を最高の境地として位置付けます。色即是空、空即是色というように、この世のあらゆる存在の本質は実体がなく空であり、空であるところから万物が成立するという理解が、最高の智慧、悟りの境地を意味するからです。

 また、こうした5つの身体の他に、神秘身体論には第6の身体と第7の身体を加えて、全部で7つの身体と、それに属しながら必要に応じて機能するエネルギーの中継地として7つのチャクラという概念があります。

 第6の身体というのは、5つの身体を抱えるパーソナルスピリットの生命エネルギーが拡大することで、個という枠組みを超えて、宇宙と一体となったコズミックスピリットのことです。この身体を宙の身体とします。そして第7の身体とは、宇宙的なスピリットがさらに、生まれることも死ぬこともなく、始まりもなく終わりもなく永遠であり根源のグレートスピリットに帰還した最終的な身体とされます。これはインドのお釈迦様が、地上での説法をすべて終えて、大宇宙の根源との合一に至った境地、つまりニルヴァーナを意味するものです。この身体を無の身体と呼ぶことにします。---第四話に続く

7つの身体

  • 2018.07.04 Wednesday
  • 21:54

カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」改訂版 第四話

 

 現代のスピリチュアルセラピーやヒーリングの世界では、このようなサトルボディの概念を心身の浄化や調和や癒しのために用いて、人をより深い瞑想へと誘う手法があります。7つの身体の呼び方はそれぞれフィジカル体、エーテル体、アストラル体、メンタル体、スピリチュアル体、コズミック体、ニルヴァーナ体というものです。

 五大の地・水・火・風・空は、インド神秘身体論におけるフィジカル体からスピリチュアル体までの5つの身体に相応します。また、このような各身体に属する生命エネルギーの中継部位であるチャクラというものが、各身体エネルギーの活性や上昇に伴い、必要に応じた機能として働くことがあるのです。

 つまり、私たちの肉体は食べ物や水、空気を摂取しているのですが、それだけではなくこうした肉体的な命の営みの背後で、宇宙から根源となる生命エネルギーを丹田や肉体の全細胞へと取り入れて、さらに、生命エネルギーは肉体ばかりでなく、肉体は基本としながらもサトルボディといわれる精妙な霊的身体にも分配されているのです。

 通常、生命エネルギーは特別なトレーニングをしなくても、私たちの身体は生命活動のために日々、自然に取り入れられています。しかし古来、人間はいかに生命エネルギーをより一層、増大させ、それを健康や美容のために、あるいは創造性や意識の開花のために用いることが出来るかということを探し求めて来ました。

 

1.フィジカル体 地の身体 

 肉体

2.エーテル体 水の身体 

 感覚や感情の身体

3.アストラル体 火の身体 

 知性、願望や記憶の身体

4.メンタル体 風の身体 

 想念と創造性の身体

5.スピリチュアル体 空の身体 

 意識、気づきの身体

6.コズミック体 宙の身体 

 魂が宇宙と融合した身体

7.ニルヴァーナ体 無の身体

 グレートスピリットと合一の身体

 

それでは、これから宇宙生命エネルギーと各身体について探求して行きましょう。

 

---第五話に続く        

 

肉体の生命エネルギー

  • 2018.07.05 Thursday
  • 22:14

カテゴリー「宇宙と生命エネルギー」改訂版 第五話

 

 それでは各身体の生命エネルギーについて探求しましょう。まずは第1の身体であるフィジカル体、つまり肉体における生命エネルギーです。これは、地、水、火、風、空、5つの身体のうち最初の地の身体です。肉体は呼吸をしますが、よく私たちは、呼吸によって空気の他に、気やプラーナを吸い込んでいるのだというお話を聞いたことがあります。

 ところが実際には、生命エネルギーは常に宇宙から直接、私たちの身体に注がれています。また、呼吸によって気やプラーナを体内に取り込むというよりも、むしろ、肉体に呼吸をさせている源の力が生命エネルギーなのです。ですから、呼吸作用そのものが生命エネルギーを身体に生み出し、分配されているわけです。

 宇宙から享受する生命エネルギーは、最初に私たちの魂にもたらされ、魂から丹田が生じてエネルギー源、またはエネルギーの基地局となります。そして丹田から各身体に流れ、分配される生命エネルギーと、宇宙から各身体に直接に降り注ぐルートからの生命エネルギーによって、呼吸の入息、出息のプロセスが行われています。このシステムによって、私たちの肉体は生命活動を営むことが出来ます。

 生命気鍛練のための呼吸法によって肉体を健康にすることができる理由は、呼吸法が生命エネルギーの基地局である丹田を鍛える手法となっており、息の出入りをさせている生命エネルギーを意識的にコントロールすることになるからです。丹田とは古来、臍下3寸のところにあるとされるエネルギーセンターです。丹田は、身体の見えない霊的空間に存在しており、直接鍛えることはできませんが、特殊な修行法により、生命エネルギー源としての機能を一層、充実していくことが可能となります。それらの修行法には、瞑想、祈祷行、水行、呼吸鍛練法などがあります。

 呼吸法を実習することで、宇宙から通常取り入れられる丹田と身体への生命エネルギー量を増大させ、各身体のエネルギー通路も拡張されてることで、すべての身体の生命エネルギーを高めることができるのです。---第六話につづく

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